ハウジングセンターのまわり方 part①構造別編

「初めてハウジングセンター!でもどう見てまわったらいいか分からない。」こんな方多くありませんか?ハウジングセンターでお話していると、よくお聞きします。

そこで今回はハウジングセンターのまわり方を3つのパターンに分けてご紹介します。まず1回目の今回は構造で絞り込むパターンの方法をご紹介します。みなさん考え方も違うので、3つのパターンのどれがしっくりくるかご参考にしてください。

 

 

◯構造を重視したい!

こんな方におすすめです。

ハウスメーカーの性能をしっかり比較したい方

・「住むなら鉄骨住宅」や「住むなら木造住宅」と初めから絞られている方

 

まず住宅の構造は鉄骨または木造のいずれかに大きく分けられます。そこから4つの工法に分けて、工法別の特徴などをご紹介していきます。

 

①軽量鉄骨工法

・主なハウスメーカー積水ハウス大和ハウス旭化成ホームズ、セキスイハイムトヨタホームパナソニックホームズなど。

・6mm未満の厚みの鉄骨の柱の間にブレースと言われる部材で耐震性を確保。

・揺れることは前提の工法のため、制震パネルの採用は不可欠。

・基本的に2階建てまでで採用される。

・基本的に大手ハウスメーカーと呼ばれる会社が多いため、品質などは高い。

 

②重量鉄骨工法

・主なハウスメーカー積水ハウス大和ハウス旭化成ホームズの3階建て以上の場合。

・6mm以上の厚みの鉄骨の柱と梁だけで成り立つラーメン工法。

・揺れない前提のため、制震パネル不要。

・基本的に大手ハウスメーカーと呼ばれる会社が多いため、品質などは高い。

・建物の重量が増えてしまう点がデメリット。

 

③木造軸組工法

・主なハウスメーカー積水ハウスシャーウッド、住友不動産、その他ローコストメーカー、工務店など。

・柱の間に筋違いと言われる部材で耐震性を確保。(最近はパネルを採用のメーカーもあり)

・揺れることが前提の工法のため、制震パネルの採用は不可欠。

・価格の幅が1番大きいため、メーカーの見極めが難しい点がデメリット。

 

④2×6工法(パネル工法)

・主なハウスメーカー一条工務店三井ホームミサワホームなど。

・構造用合板で6面体で構造を組むため、制震パネルは不要。

・安価で耐震性や断熱性を高められる工法。

・湿気が逃げない点がデメリット。

 

の大きく4つに分けられます。

中には1つのハウスメーカーで複数の工法を持っている場合やこのいずれにも該当しない場合もあります。

 


構造毎にメリットやデメリットが様々です。自分達にどの工法がしっくりくるか見極めができる方は、まず検討したい工法のハウスメーカーの見学に行って見てください。

それでは次回は価格帯編をご紹介します。