ハウジングセンターのまわり方(営業担当別編)
「初めてハウジングセンター!でもどう見てまわったらいいか分からない。」こんな方多くありませんか?ハウジングセンターでお話していると、よくお聞きします。
そこで今回はハウジングセンターのまわり方を3つのパターンに分けてご紹介します。3回目の今回は営業担当別で絞り込むパターンの方法をご紹介します。みなさん考え方も違うので、3つのパターンのどれがしっくりくるかご参考にしてください。
営業担当を重視したい!
こんな方におすすめです。
・信頼できる営業マンを探したい方
・ハウスメーカーの比較が難しく、人を重視
方
◯他社批判をしない
本来家づくりは他社との比較ではなく、いい家にしたい!それだけでいいと思います。
いきなり営業マンから他社との比較や批判をされると営業成績だけに特化してると思っていいと思います。冷静に見極めてください。
◯売り込みをしない
本来住宅営業マンはお客様の家を良い家にするために存在するものです。お客様の要望や条件を聞かずに売り込みをしてくる営業マンは営業成績のために仕事をしているようなものです。
◯提案力がある
住宅のプロとしては不可欠な要素です。みなさんもこれを求めてパートナーを探しているようなものだと思います。
ただ要望を伝えて、求めているものが返ってくるだけでなく、求めているもの以上のものが返ってくると信頼できると思います。
◯スピード感がある
ストレスを感じないためには重要な要素です。見積もりの依頼をしたのに全然出てこないとストレスも溜まると思います。気持ちのいい家づくりをするためには同じかそれ以上ひ早いスピードで返答があるとほっとする方も多いと思います。
上記で出した例は一例です。人と人ですので、もっと気になることはあると思います。みなさんもぜひ信頼できる営業マンに出会えるような冷静かつ間違えのない見極めができるように準備をしておくことをおすすめします。
ハウジングセンターのまわり方(価格別編)
「初めてハウジングセンター!でもどう見てまわったらいいか分からない。」こんな方多くありませんか?ハウジングセンターでお話していると、よくお聞きします。
そこで今回はハウジングセンターのまわり方を3つのパターンに分けてご紹介します。2回目の今回は価格帯別で絞り込むパターンの方法をご紹介します。みなさん考え方も違うので、3つのパターンのどれがしっくりくるかご参考にしてください。
価格を重視したい!
こんな方におすすめです。
・トータル予算が決まっている方
・身の丈に合うメーカーで建築をしたい方
よくハウスメーカーの価格を比較する際に坪単価を1つの基準にされる方が多いです。今回比較しやすいように大きく4つの価格帯に分けて該当するハウスメーカーをご紹介致します。
今回の坪単価というものは水道工事やガス工事などの付帯工事を除いた建物本体工事を目安にご紹介させて頂きます。
◯坪単価50万円以下
アイフルホーム、アキュラホーム、クレバリーホーム、サイエンスホーム、タマホーム、桧家住宅、レオハウスなど。その他工務店やローコストメーカーも。
◯坪単価50万円から60万円
サンヨーホームズ、日本ハウス、ヤマダエスバイエル、ユニバーサルホーム
◯坪単価60万円から70万円
一条工務店、住友不動産、セキスイハイム、トヨタホーム、パナソニックホームズ、ミサワホーム
◯坪70万円以上
旭化成ホームズ、住友林業、スウェーデンハウス、積水ハウス、大和ハウス、三井ホーム
坪単価は明確な比較ができない点はご注意ください。値引きができるできないはハウスメーカーにより異なります。また最初に提案される価格は高いけど、値引きがとんでもないハウスメーカーも存在します。
価格を重視することも大切ですが、価格だけに流されないように冷静に判断できるようにすることをおすすめします。
ハウジングセンターのまわり方 part①構造別編
「初めてハウジングセンター!でもどう見てまわったらいいか分からない。」こんな方多くありませんか?ハウジングセンターでお話していると、よくお聞きします。
そこで今回はハウジングセンターのまわり方を3つのパターンに分けてご紹介します。まず1回目の今回は構造で絞り込むパターンの方法をご紹介します。みなさん考え方も違うので、3つのパターンのどれがしっくりくるかご参考にしてください。
◯構造を重視したい!
こんな方におすすめです。
・ハウスメーカーの性能をしっかり比較したい方
・「住むなら鉄骨住宅」や「住むなら木造住宅」と初めから絞られている方
まず住宅の構造は鉄骨または木造のいずれかに大きく分けられます。そこから4つの工法に分けて、工法別の特徴などをご紹介していきます。
①軽量鉄骨工法
・主なハウスメーカーは積水ハウス、大和ハウス、旭化成ホームズ、セキスイハイム、トヨタホーム、パナソニックホームズなど。
・6mm未満の厚みの鉄骨の柱の間にブレースと言われる部材で耐震性を確保。
・揺れることは前提の工法のため、制震パネルの採用は不可欠。
・基本的に2階建てまでで採用される。
・基本的に大手ハウスメーカーと呼ばれる会社が多いため、品質などは高い。
②重量鉄骨工法
・主なハウスメーカーは積水ハウス、大和ハウス、旭化成ホームズの3階建て以上の場合。
・6mm以上の厚みの鉄骨の柱と梁だけで成り立つラーメン工法。
・揺れない前提のため、制震パネル不要。
・基本的に大手ハウスメーカーと呼ばれる会社が多いため、品質などは高い。
・建物の重量が増えてしまう点がデメリット。
③木造軸組工法
・主なハウスメーカーは積水ハウスシャーウッド、住友不動産、その他ローコストメーカー、工務店など。
・柱の間に筋違いと言われる部材で耐震性を確保。(最近はパネルを採用のメーカーもあり)
・揺れることが前提の工法のため、制震パネルの採用は不可欠。
・価格の幅が1番大きいため、メーカーの見極めが難しい点がデメリット。
④2×6工法(パネル工法)
・主なハウスメーカーは一条工務店、三井ホーム、ミサワホームなど。
・構造用合板で6面体で構造を組むため、制震パネルは不要。
・安価で耐震性や断熱性を高められる工法。
・湿気が逃げない点がデメリット。
の大きく4つに分けられます。
中には1つのハウスメーカーで複数の工法を持っている場合やこのいずれにも該当しない場合もあります。
構造毎にメリットやデメリットが様々です。自分達にどの工法がしっくりくるか見極めができる方は、まず検討したい工法のハウスメーカーの見学に行って見てください。
それでは次回は価格帯編をご紹介します。
マイホームを建てるのに必要になる費用は??
マイホームを建てるためは建物を建築する費用だけでなく、様々な費用が必要になります。契約した後に「こんな費用も掛かるの?」とならないために事前に確認するようにしましょう。
今回は一般的に必要になる費用についてご説明します。
・建物本体工事費用
いわゆる坪単価で計算される費用です。車でいう車体本体費用のことです。仮に坪単価60万円のハウスメーカーで35坪の建物を計画すると2100万円となります。基本的には各ハウスメーカーの標準設備なども含んだ建築費用です。
・提案工事(オプション)費用
標準仕様から追加や変更した金額の合計になります。車でいうカーナビやETC車載器など追加した費用のことです。ショールームなどを見てるとあれもこれも付けたいとなってしまい、予算オーバーになってしまうことも...
・設計、各種申請費用
ハウスメーカーによって表記も異なりますが、申請に必要なCAD図面等の図面作成料と建築確認申請に掛かる費用があります。また最近では長期優良住宅や性能評価等の申請も多くなっており、それに掛かる費用が発生します。
・水道配管工事
建物屋内の配管、屋外の配管の費用が必要になります。給水と排水の配管がそれぞれ必要になります。配管の長さが長くなると、それに連れ費用も増額します。また敷地状況によりますが、敷地内に上下水道の引き込みがない場合は、別途道路から敷地内に引き込む費用が発生します。
・ガス配管工事
水道と同じく、建物屋内と屋外の配管費用が必要になります。都市ガスかプロパンガスエリアかにより、費用も異なります。またオール電化にする場合は必要ありません。
・環境機器搭載費用
太陽光発電や蓄電池、エネファームなどを搭載するご希望がある場合に該当します。これらの要素としては初期費用よりも住んでから掛かる費用に対してメリットがあります。計画敷地によってはメリットやデメリットがありますので慎重にご計画してください。
・地盤改良費用
建築敷地により大きく異なります。地盤改良が不要な敷地から鋼管杭が必要な敷地があります。費用にすると数百万円の違いがありますので、事前に調査できる部分はしっかり確認した上で進めてみてください。
・冷暖房工事
ハウスメーカーにて取り付けてくれる場合や配管やコンセントのみ計画していて冷暖房自体はお客様自身でということもあります。保証なども絡みますので、どちらで計画する方がいいのか慎重に検討してみてください。
・照明、カーテン工事
基本的に照明のダウンライトについてはハウスメーカーにて施工してもらうことをおすすめします。それ以外のシーリングなどおしゃれな照明はご自身で用意されて良いと思います。またカーテンについてもお値打ちなメーカーさんもありますので、質感やコスト面で比較してみてください。
・外構工事費用
敷地状況により大きな金額差があります。例えば道路と敷地に高低差がある場合は先行の造成費用が必要になります。造成が必要なくてもカーポートや駐車場の仕上げなどこだわるので大きな費用が発生します。
・融資諸費用
住宅ローンをご利用の場合、金融機関によって違いはありますが様々な費用が掛かります。事務手数料や保証料、印紙代、抵当権設定登記費用などがあります。金融機関により金額の差が大きくなるので、しっかり比較した上で金融機関を決めることをおすすめします。
・登記費用
完成したマイホームを法務局に表示や保存登記をする必要があります。その他登録免許税や司法書士への報酬など数十万円の費用が必要になります。
・火災、地震保険料
住宅ローンをご利用の方は火災保険への加入は基本的に必須になります。地震保険については任意になります。火災保険と地震保険については建てる構造により保険料に違いがあります。火災保険は様々な保険会社があり、比較ができます。地震保険については国が運営していますので、どの保険会社で加入しても保険料は同じです。
・引越し費用
ご入居の時期により、引越し費用に大きな違いがあります。繁忙期である3,4月などは割高になりますので、ご入居時期が調整できるようでしたら割安な日程で引越しすることをおすすめします。
・地鎮祭費用
工事を始める前に多くの方は地鎮祭を実施します。神主さんを呼んで工事安全や住んだ後のご家族の健康などを祈願してもらいます。お供えものの費用や神主さんへの玉串料が掛かります。建築されるエリアに3〜5万円程の費用になります。
◯まとめ
ご紹介した項目以外にも時期状況やご要望によって掛かる費用があります。もちろんですが家具や家電を買い替える場合は数百万円単位の費用になることもあります。一つ一つの金額が大きいため、信頼できる営業担当と相談しながら計画されることをおすすめします。あとで「こんな費用が掛かることを知らなかった」とならないように気をつけてください。
【速報】住宅ローン減税の特例2年延長へ
2021年度の税制改正に向け議論中とのことです。12月の与党税制改正大綱に盛り込む予定で調整中。住宅ローン減税は10年間に渡り年末の住宅ローンの残高の1%を所得税または住民税から控除する仕組みです。今までの経緯をご紹介します。
・当初(2019年消費増税時)
2020年12月末までに入居をすると13年間控除を受けられる。
・現状(新型コロナの影響にて)
2020年9月末までの契約を条件に、2021年12月末までに入居をすると13年間控除を受けられる。
・改正予定の内容
2021年9月末までの契約を条件に、2022年12月末までに入居をすると13年間控除を受けられる。
まだ確定の内容ではありませんが、延長となりますとこれからマイホームを計画する予定の人には大きなメリットになります。マイホームをご検討の人は、ご計画の時期のご参考にしてみてください。
子どもが伸びる間取りのポイント3選
マイホームをつくる際に考えておきたいポイントとして、お子様の教育面を重視される方もとても多いです。
間取り次第でお子様に与える影響は大きいので、しっかり検討するようにしましょう。
今回ご紹介する3つのポイントはお子様へ良い影響を与えられると思いますので、是非ご参考にしてみてください。
1.手洗いのための洗面台とかばんなど収納できるスペースを玄関近くにつくる
子供の教育について「習慣化」することは大事なことです。学校から家に帰り、まずは手を洗い、かばんなどを片付ける。簡単なことですが、なかなかできない子供も多いと思います。
間取りをつくる上で、玄関近くに手洗い用の洗面台があり、そこからリビングに行く動線にかばんなどの収納スペースをつくるだけで自動的に習慣化できます。
2.子供部屋を充実させすぎない
子供とコミュニケーションをとる時間も非常に重要です。子供部屋が広く、テレビがあると居心地が良くなり、子供部屋の滞在時間も長くなると思います。
最低限の机とベッド、収納スペースだけ設けておくだけで十分です。なるべく子供部屋を充実させず、リビングやダイニングの滞在時間が長くなるようにすることも良いと思います。
3.リビングまたはダイニングスペースに勉強できる場所をつくる
子供部屋で勉強する子よりも学力が高いと言われています。東大生の6割がリビングやダイニングで勉強していたと言われているほどです。
子供部屋にこもって勉強するよりもお母さんとコミュニケーションをとりながら勉強することが良いです。わからない部分があるとすぐに聞くこともできるので効率的に勉強することもできます。
必ずしもこの3点を守ればお子様が賢くなるわけではありませんが、良い影響は与えられると思います。
間取りをご検討中の方は、是非取り入れてみてください。
不動産営業の僕から見た買ってはいけない土地6選
①土地と建物を含めた総予算オーバーの土地
②建てたい家が建てられない土地
③道路や隣地と高低差がある土地
④ライフラインが整備されてない土地
⑤ハザードマップ上危険な土地
⑥周辺や前面道路が狭い土地
① 土地と建物を含めた総予算オーバーの土地
注文住宅をご計画の場合、建物の間取りが決定していない段階で土地を契約しないといけないことが多いです。
希望の間取りを実現するための建物の価格(想定費用)と土地の価格を合わせた総予算におさまるように検討しておく必要があります。その場合はハウスメーカーの営業担当にしっかり相談し、建物の希望を叶えたとしても総予算におさまるかの確認をしておくことをおすすめします。不動産業者は土地の取引が終わるとお付き合いも終わりですが、ハウスメーカーの営業担当は完成までお付き合いしてくれます。
そのために事前に信頼できるハウスメーカーの営業担当を探して、相談しながら計画を進めると安心です。
② 建てたい家が建てられない土地
気に入った土地があっても希望の建物の広さや駐車場の台数などを実現できないケースもあります。
また土地には様々な法規制も関係してきますので、その点も押さえるようにしておきましょう。例えば建蔽率や容積率といって敷地の面積に対して建てられる建物の広さを制限される土地が多いです。その他にもお隣の敷地への日当たりを配慮するための斜線制限など建築関係する法規制は数多くあります。住宅を建築する際には非常に重要な点ですので、ハウスメーカーの営業や設計担当などの建築のプロに確認しておくことをおすすめします。
③道路や隣地と高低差がある土地
土地には道路や隣地と高低差がない、平坦地ばかりではありません。特にインターネットで物件資料を見て相場よりかなり安いケースなどはこの場合は多いです。
検討の敷地より隣地が高い場合は、隣地が崩れてこないように対策する必要があります。また反対に検討の敷地が道路や隣地より高い場合は、崩れないような対策をする必要もあります。こういった造成費用がかかるケースだと数百万円から数千万円かかることあります。総予算に大きく影響しますので、ハウスメーカーの営業担当に確認しておくことをおすすめします。
④ライフラインが整備されてない土地
電気、上下水道、ガスの整備状況は非常に重要な要素です。下水道とガスについては浄化槽やプロパンガスにて対応は可能です。特に電気と上水道が敷地の前面道路にない場合は、敷地まで引き込むのに多額の費用が発生するケースがあります。また雨水の流し方などについても地域で取り決めがあるケースもありますので事前に確認しておく必要があります。
ライフラインについては土地契約の前に不動産業者から案内が必ずありますので、状況は確認して費用が発生しそうな場合はいくら掛かるのか確認しておくことをおすすめします。
⑤ハザードマップ上危険な土地
近年ゲリラ豪雨など水の事故も非常に多いです。水災害のリスクをなるべく避けられる土地が良いと思います。
近年の水災害は基本的にハザードマップで危険を示唆されているエリアが被害にあっています。反対を申しますとハザードマップで安全なエリアは水災害のリスクは非常に低いです。
土地を買う際の最終的な判断の基準ともなりますので、ご参考にしてください。
⑥周辺や前面道路が狭い土地
整備されてないエリアですと4m以下の道路の場合もよくあります。まず前面道路が4m以下ですと、敷地の一部を道路に寄付しないといけないセットバックがあります。これは緊急車両の通行のためですが、せっかく有効活用できるはずの敷地が道路に持っていかれるのはもったいないと思います。
また4m以上あれば車のすれ違いもできるため、住んでいてストレスも少ないと思います。前面道路が狭いと土地の価格が相場より下がりますが、実生活の快適性とのバランス
を考えて検討してみてください。
まとめ
土地には様々な特性があり、絶対に良い、悪いとは言えませんがご紹介した6つのポイントは出来る限り考慮して土地探しをすることをおすすめします。
ただプロのアドバイスがないと良い土地と悪い土地の見極めが難しいため、信頼できる営業担当を探し、相談しながらご計画されることが良いと思います。